製造物責任法(Product Liability Law)

Law book

製造物の欠陥により人に損害が生じた場合、その製造業者等に対して損害賠償責任を負わせることを定めた法律のことを製造物責任法と言います。ここで言う損害とは、例えば肉体的な被害、財産への被害などのことを指します。製造物責任法は英語で表現すると「Product Liability」となることから、PL法と略される場合があります。
ただし、製造業者に損害賠償責任を負わせるためには、製造物の欠陥の証明が必要となります。例えば欠陥している製造物の現物、写真データなどが必要であり、証明することができなかった場合には、損害賠償責任を負わせられない可能性があります。
この法律の対象となるのは、農水産物を除く加工品です。つまり、食品の中にもこの法律の対象となるものは数多くありますが、野菜や魚など加工されていない食品については、欠陥を証明できたとしても損害賠償責任を負わせることはできません。
また、製造業者が技術面・科学面の問題でその欠陥を発見することができなかった場合には、免責される可能性があります。これは開発危険の抗弁と呼ばれており、このような事実があるのにも関わらず損害賠償責任が生じると新商品開発の意欲が削がれてしまうため、免責事由として採用されました。

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